水漏れの原因はさまざまですが、よく見られるものと言えば、水道器具の故障や緊縮不良、配管の破損や老朽化などがあります。
シンクやトイレ、浴槽などの蛇口やバルブのシール部分が劣化している場合や、操作ハンドルが緩んでいる場合など、水道器具が故障すると、水漏れが発生する可能性が高まります。
また、配管を取り付ける際に十分な緊縮を行わなかったり、締め付け不良が生じた場合、配管接続部から水漏れが発生することがあります。
配管が物理的な衝撃や圧力によって破損した場合に、水漏れが発生します。配管の破損による水漏れは、地震や建物の傾きなどが原因となることもあります。
配管は破損以外にも、古くなると、錆びや腐食によって穴が開き、水漏れの原因になります。特に鉄製の配管は錆びやすく、プラスチック製の配管も劣化することがあります。
バスルームやキッチンの床や壁に施されている防水層が劣化したり、破損したりすると、水漏れが発生する可能性があったり、上階の浴室やキッチンの水漏れが原因で、天井や壁に浸水が生じることがあります。
この他にも、設備の不適切な取り付けやメンテナンス不足、自然災害などが水漏れの原因となることがありますので、水漏れが見つかった場合は、早めに修理するようにしましょう。